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初夏のような午後 [詩]

午後の時に

屋根裏部屋に伏臥して
香 薫きしめると
紫雲の煙
身体に絡みつき
淡く薫る

小さな窓越しに
緑を眺めれば
風に新緑の木々は答え
葉擦れの音を立てて
光合成は夢見ている

深く 深く
息をする
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