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惑星エリスに捧ぐ [詩]

冥王星の外側に
準惑星が発見され
エリスと名づけられた

ギリシア神話の不和と争いの神なそうな

結婚式に招待されない腹いせに
「最も美しい女神に」と書かれた
黄金の林檎を宴の席に投げ入れ
ヘラ、アテナ、アフロディティの
争いを引き起こし・・・となるが

この黄金の林檎を
聖なる剣で
横に輪切り 三等分
それを 縦に 十字に四等分

エリスの黄金の林檎
十二ピースに分かたれ
「最も美しい女神に」と
四ピースずつを 三女神
分かちあった

その聖なる剣を持っていたのは
エリスの兄 軍神アレスであった

名づけは大切だ そして 物語も・・・
名前は 言葉は 生きている

冥王星はブルトーだ 
それは 冥府の王の名

エリスは争いを作り出す
林檎を三等分
できるかどうかは謎かけだ!

兄アレスはエリスを
兄弟愛で包んだ

新たな言葉
生成する神話
物語


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