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比良山系の麓でグァバを煎じる [詩]

曇天の午後は

曇天のあくびをして微睡んでいるような午後
比良山系からの『比良降ろし』も今日はお休み
風が無いからトンビも見かけない
息を潜めたような午後

宮古島で摘んだグァバの葉を煎じている
小野リサの子守歌のようなヴォサ ノヴァを聞きながら
筋肉を弛緩させて
グツグツと自然の恵のエキスが
滴り出るのを待っている

声を潜めて
息を潜めて
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天に唾する惨めな輩 [詩]

奴らのプライベート空間のインターネットを使った、
そして公共の場所、スーパーなどの館内放送を使った挑発。
何の落ち度も無い人間に批判的、反抗的と烙印。気分を
損なう迫害をかけてくる。「無礼者」と奴らの底レベルの
喧嘩を買っていると奴らの思う壺。奴らは、惨めで蔑む
哀れな存在。なあ〜公安。警備会社。
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午前二時の夢 [詩]

丑三つの夢

古文書の蓮如の日記
原本を紐解いて
二人の男が会話している

「こりゃ 公開されることを前提にしたためられたものだ」
「命の危険がある程、迫害されたのに悪口の一つも無い」

「確かに、信徒に匿われ匿われ布教していったが」
「旧仏教の呪詛、野党の刀、それでも教線を伸ばした」

「反発するバネの如く」………

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