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明治時代のシャーマンの言葉 [詩]

三千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世になりたぞよ。

梅で開いて松で治める、神国の世になりたぞよ。この世は

神が構わなければ行けぬ世であるぞよ。今日は獣類の世、

強いもの勝ちの、悪魔ばかりの世であるぞよ。世界は獣の世に

なりておるぞよ。邪神にばかされて、尻の毛まで抜かれており

ても、まだ眼が覚めん暗がりの世になりておるぞよ。これでは、

世は立ちては行かんから、神が表に現れて、三千世界の天之岩戸

開きをいたすぞよ。用意をなされよ。

明治二十五年旧正月『大本神諭』
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一日は………立原道造 [詩]


『一日は………』



しづかに靄がおりたといい
眼を見あっているーー
花がにおっているようだ
時計がうたっているようだ
きっと誰かが帰って来る
誰かが旅から帰って来る

ー立原道造ー

*立原道造。1900年代初期の日本の詩人で建築家。
24歳の若さで心臓病で夭折。

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貧乏な天使が………立原道造 [詩]


『一日は………』



貧乏な天使が小鳥に変装する
枝に来て それはいたう
わざとたのしい唄を
すると庭がだまされて小さな薔薇の花をつける

ー立原道造ー

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恢復(かいふく)立原道造 [詩]

恢復(かいふく)

私の心が傷ついたとて
それを私はいまはおそれない
ひとつの声が正しく命じる
ーー地に忠であれ!と

私はここにふたたび帰ってきた
かなしみも にくしみもまた
ひとつに溶けた………昨日と今日が
いりまじる深い淵にーー

立原道造『後期草稿』
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立原道造/風詩 [詩]


『風詩』

丘の南のちいさい家で
私は生きていた!
花のように 星のように 光のなかで
歌のように

立原道造
『後期草稿詩篇』

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立原道造/詩人の血 [詩]


『脳髄のモーターのなかに』

脳髄のモーターのなかに
鳴きしきる小鳥たちよ
君らの羽音はしづかに
今朝僕はひとり歯を磨く

反歌
情報場に神の洪水が起きて錯乱の脳髄は可食的な

立原道造/詩人の血

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ーアダジオー立原道造 [詩]


『アダジオ』

光あれと ねがうとき
光はここにあった!
鳥はすべてふたたび私の空にかえり
花はふたたび野にみちる
私はなおこの気層にとどまることを好む
空は澄み 雲は白く 風は聖らかだ

ー立原道造ー

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ムーンマトリックスより [詩]

人々が、自らの事を「無力な私」と思い、実に固い物質
世界の限界を信じてくれる事は、彼らの策略にとって非常
に都合が良いのである。イルミナティとその召使いの血筋は
「現実」の仕組みを知っており、その事を標的である人類には
絶対に知られてはならないと考えている。

『ムーンマトリックス』ディヴィド アイク著

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立原道造詩集より [詩]



裸の小鳥と月あかり
郵便切手とうろこ雲
引出しの中にかたつむり
影の上にはふうりんそう

太陽と彼の帆前船
黒ん坊と彼の洋燈
昔の絵の中に薔薇の花

僕は ひとり
夜が ひろがる

『立原道造詩集』

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インディアンの戦士 [詩]

トマフォーク ロスチャイルドの頭蓋割る館の暗がりのインディアンの影

*トマフォーク。インディアンの投げ斧。

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