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第5の幻想 [詩]

第4エズラ書

第5の幻。
海の中から、12の翼と3つの頭をもっている鷲が現れ、全地を
支配するに至る(ローマ帝国、今アメリカ合衆国)。ついで森の
中から獅子(メシア)が現れ、鷲の暴虐を糾弾する。

「お前はこの世を恐怖によって支配し、
はなはだしい圧政によって全世界に君臨した。
長い年月にわたり、世をあざむき、
地を審(さば)いたがその審きは真理によるものではなかった。
お前は柔和な者を苦しめ
おだやかな者を押さえ付け、
正直な者を憎み、
嘘を愛した。………
そこでお前の高慢は至高者のみもとまでいたり、
お前の誇りは力ある主のみ前にのぼった。………
それゆえ、鷲よ、お前は消え去るのだ。
お前の恐ろしい翼も
邪悪な小さな翼も
危害を与える頭も
悪事をなす足の爪も
いや、そのろくでもないお前の全身が、今や消え失せるのだ」

*大バビロン、アメリカ合衆国が消え去ると………
『黙示文学序説』高橋三郎著

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善悪を分ける [詩]

物質は足手まとい

完璧に善悪別ける神の業 被造物塵に最後の審判
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戦後詩で悪が滅ぶ [詩]

戦後詩によるイルミナティー殲滅作戦
1
なべて有情の吐息を押し流す大河のほとりで
ばらばらにされた四肢を 人目を忍んで
生木のように藤蔓でたばねる
そして恋の焼棒杭に高々と吊るす
『賤しい血』(入沢康夫)
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災いのふりかかる日 [詩]

災いのふりかかる日
私を追う者の悪意に囲まれるときにも
どうして恐ることがあろうか
財宝を頼みとし、富の力を誇る者を。
神に対して兄弟をも贖えない。
神に身代金を払うことはできない。
魂を贖う値は高く
とこしえに、払い終えることはない。

『詩篇』49章6節〜9節
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