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春 微睡んで [詩]


『春の微睡み』

午後にそっと身体を横たえて
春を微睡む
啼き始めたばかりのうぐいす

淡い意識へと消える
色彩の音 色 啼き声

軽く寝返りをうつと
寝息が暖かく
包み込む 思い出

午後の気怠さに沈むと
薄まった空気の色彩は
光の窓を通して

大気へ帰って行く
夢も一つ帰って行く

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